現代沖縄の裏社会

こうした猥雑な空気をはらんだ街に引き込まれたのは、私が地方都市の場末の歓楽街で生まれ育ったせいもあっただろう。そしてもう一つ、それまで」自分の中で醸成してきた沖縄のイメージが揺らぎ始めたことによる、静かで深い衝撃も大きか … 続きを読む 現代沖縄の裏社会

ローマ法王に米を食べさせたスーパー公務員の町おこし

「本当においしい物、いい物を直売所で売りましょうよ。まずい物はJAさんに渡してください」 本書 p.157 それをあなたたちは、紙切れ1枚とまんじゅうだけ持ってきて1000万円出せと。総会屋でもしないことを自分たちがやっ … 続きを読む ローマ法王に米を食べさせたスーパー公務員の町おこし

街の語学者 三上章の一生

今西(筆者註:錦司)は生前「わしに進化論をはじめて教えたのは三上やで」と言っていた。三高時代の今西に進化論の手ほどきをしたのは、古今東西の主要著作に親しみ博覧強記で知られた三上章だった。 本書 p.93 三上はこの論文に … 続きを読む 街の語学者 三上章の一生

特高警察以来の伝統技術でロシアのスパイを尾行する

竹内明(2009)『ドキュメント秘匿捜査 警視庁公安部スパイハンターの344日』講談社 完全秘匿による徒歩追尾を命じられたスパイハンターたちは、対象の前方に「先行要員」を配置して、同方向に歩かせる。この先行要員はまったく … 続きを読む 特高警察以来の伝統技術でロシアのスパイを尾行する

不安定な時代だからこそ読もう:村上春樹『ノルウェイの森』

村上春樹(2004)『ノルウェイの森』講談社 「昼飯をごちそうしてもらったくらいで一緒に死ぬわけにはいかないよ。夕食ならともかくさ」(本書上巻 p.155) 「だって私これまでいろんな人に英語の仮定法は何の役に立つのって … 続きを読む 不安定な時代だからこそ読もう:村上春樹『ノルウェイの森』

現代史の最重要人物:トウ小平

エズラ.F・ヴォーゲル著、橋爪大三郎(聞き手)(2015)『トウ小平』講談社 指導者が、なるべく多くの人びとの意見を聞いて、決めるわけです。意見が正しいと思えば、そのようにやる。そうじゃないと、自分の判断で方向を決める。 … 続きを読む 現代史の最重要人物:トウ小平

会社で生き延びるに意外と使える旧日本軍のマニュアル

佐藤優(2017)『牙を研げ 会社を生き抜くための教養』講談社 読みたくないのに読ませてもだめです。そういう人は出世しませんから時間の無駄です。だから、やる気のない人を相手にしない方がいい。人生は短いですから。(本書 p … 続きを読む 会社で生き延びるに意外と使える旧日本軍のマニュアル

稼いでも稼いでも楽にならない現状を変えるには

河上肇、佐藤優(2016)『貧乏物語 現代語訳』講談社 一九八〇年代前半、「オレたちひょうきん族」(フジテレビ系)では明石家さんまらが「貧乏」をネタにすることができた。しかし、いま、テレビで「あなた貧乏人?」と突っ込むの … 続きを読む 稼いでも稼いでも楽にならない現状を変えるには