正倉院の拝観が従五位以上に限られていた頃

桑原武夫(1958)『この人々』文藝春秋新社 彼(筆者註:西堀栄三郎)のお母さんは出産日、二階で急に産気づかれ、下におりようとした階段の半ばで彼が生まれ、下まで転げ落ちたが全く負傷しなかったというのは事実である。(本書 … 続きを読む 正倉院の拝観が従五位以上に限られていた頃

知りすぎることの良否を知らない人類

野崎まど(2013)『know』早川書房 「(前略)学者の方からは非難される行為なのかもしれませんが、保管庫は思想そのものが違うのです。保管庫の思想とは”現物を、変化なく残すこと”です。古事記の冒頭にも記されていますが、 … 続きを読む 知りすぎることの良否を知らない人類

世界的な知性が歴史の転換点に直面したら

カール・マルクス著 植村邦彦訳(2008)『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』平凡社 ヘーゲルはどこかで、すべての偉大な世界指摘事実と世界史的人物はいわば二度現れる、と述べている。彼はこう付け加えるのを忘れた。一度は … 続きを読む 世界的な知性が歴史の転換点に直面したら

大学教授も気楽じゃない

今野浩(2013)『工学部ヒラノ教授』新潮社 どこでもそうだが、私立大学の場合は、1人の教官が面倒を見る学生数は国立の約3倍、講義負担も2倍以上である。国際水準の研究者を目指す者にとって重要な事は、研究時間が確保されるこ … 続きを読む 大学教授も気楽じゃない

生物の分類は科学を超えなきゃ成し得ない

池田清彦(1992)『分類という思想』新潮社 分類することは思想を語ることであり、歴史主義的な分類体系は、歴史主義者の思想にすぎない。生物の歴史を探る試みが立派な研究課題であることは認める。しかし、歴史で分類をしなければ … 続きを読む 生物の分類は科学を超えなきゃ成し得ない

オールマイティーなリーダーになるための導きの書

佐藤優(2014)『「知的野蛮人」になるための本棚』PHP研究所 私から見て、一番の「本読み」は、松岡正剛氏です。それから、斎藤美奈子、鹿島茂、立花隆、佐高信の各氏。こうした「本読み」の書いた読書についての本をきちんと読 … 続きを読む オールマイティーなリーダーになるための導きの書

特捜部に逮捕された二人が教える逆境を勝ち抜く方法

佐藤優・石川知裕(2014)『逆境を乗り越える技術』ワニブックス 佐藤 とにかくどこでプライドを捨てるかというと、住居で捨てないといけない。というのも、日本は異常に住居費が高くつくから。(本書 p.142) 佐藤 (前略 … 続きを読む 特捜部に逮捕された二人が教える逆境を勝ち抜く方法