南方熊楠、渋沢敬三、新村出らとの交遊録

岡茂雄(1974)『本屋風情』平凡社 風呂場の外がわに下駄の足音が近づいた。「湯加減はどうかな」と翁の声。「結構です」と応える。しばらくするとまた足音がして「湯加減はどうかな」。「結構です」。繰り返すこと三回。わずか十五 … 続きを読む南方熊楠、渋沢敬三、新村出らとの交遊録

鉄道に隠された政治的意図を読みほどく

柿崎一郎(2010)『王国の鉄路 -タイ鉄道の歴史』京都大学学術出版会 彼(サリット)は高規格道路を「開発」の象徴と絶賛したのに対し、鉄道に対しては非常に冷淡な態度を取り、バンコク市内の鉄道を軒並み撤去しようと画策したの … 続きを読む鉄道に隠された政治的意図を読みほどく

暴力の根源をさぐる

ソレル, ジョルジュ著/ 今村仁司・塚原史 訳(2007)『暴力論』(上下巻)岩波書店 知事たちは、蜂起派の暴力(ヴィオランス)に対して合法的武力(フォルス)を発動せざるを得なくなることを恐れて、雇用者側に譲歩を強いるよ … 続きを読む暴力の根源をさぐる