ナマコの半分 ウナギの3割は密漁品

鈴木智彦(2018)『サカナとヤクザ 暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う』小学館 ヤクザたちのほうが真面目だった。漁師に漁場を聞きながら最終的にはカタギより水揚げした 本書 p.232 「漁師は最高。ずっとこの仕事 … 続きを読むナマコの半分 ウナギの3割は密漁品

ソ連の雪山で男女9人が不可解な死を遂げた事件の原因は…

ドニー・アイカー(著) 安原和見(訳)(2018)『死に山: 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相』河出書房新社 澄んだ青灰色の目をひたと私に向けて、彼は言った。「あなたの国には、未解決の謎はひとつもないの … 続きを読むソ連の雪山で男女9人が不可解な死を遂げた事件の原因は…

アメリカ政府から日本政府にクレームが入ったインテリジェンス報道

朝日新聞取材班(2014)『非情世界 恐るべき情報戦争の裏側』朝日新聞出版 米国は様々な情報機関の職員が複数のパスポートを持ち、観光客などの身分でしばしば訪朝して情報を集めている。いわゆるスパイで、諜報活動は映画の中だけ … 続きを読むアメリカ政府から日本政府にクレームが入ったインテリジェンス報道

特高警察以来の伝統技術でロシアのスパイを尾行する

竹内明(2009)『ドキュメント秘匿捜査 警視庁公安部スパイハンターの344日』講談社 完全秘匿による徒歩追尾を命じられたスパイハンターたちは、対象の前方に「先行要員」を配置して、同方向に歩かせる。この先行要員はまったく … 続きを読む特高警察以来の伝統技術でロシアのスパイを尾行する

ハニートラップから透視、盗聴まで、各国の諜報を垣間見る

植田樹(2015)『諜報の現代史 政治行動としての情報戦争』彩流社 警視庁公安部はこの男はKGBとSVRの諜報部員であり、三〇年以上にわたって日本人になりすましてスパイ活動を続けていたと推定しているが、本名も詳しい素性も … 続きを読むハニートラップから透視、盗聴まで、各国の諜報を垣間見る

雑炊の時代、平成を振り返る。

佐藤優、片山杜秀(2018)『平成史』小学館 片山 不況のなかで育った若者たちは騙されていたと気づいたんでしょうね。自由だ、自由だ、と言われて、実は捨てられているのだと。(本書 p.30) 佐藤 (中略)政治でもメディア … 続きを読む雑炊の時代、平成を振り返る。

自由に死ねない江沢民

峯村健司(2015)『十三億分の一の男 中国皇帝を巡る人類最大の権力闘争』小学館 芹が歌った「四季の歌」は中国でも流行し、胡は日本語で歌えるほどの大ファンなのだそうだ。(本書 p.154) (江沢民は)終始ご機嫌な様子で … 続きを読む自由に死ねない江沢民

科挙はカンニング・贈収賄・幽霊まで勢ぞろい

宮崎市定(1963)『科挙 中国の試験地獄』中央公論新社 「年は幾つだ」 「名簿には三十歳と書いてあるはずですが、本当は五十四歳になります」 「何回試験を受けたか」 「二十歳の時に受けはじめて今度で二十何回になります」 … 続きを読む科挙はカンニング・贈収賄・幽霊まで勢ぞろい

考えも反省もない日本陸軍のエリートたち

半藤一利(1998)『ノモンハンの夏』文藝春秋 服部や辻が敵の戦力を判定するのに大きな努力をした形跡は全くない。ともかく、ソ蒙軍の後方基地からは七五〇キロメートル余も離れている。不毛の砂漠地帯をこえて長大な兵站を維持する … 続きを読む考えも反省もない日本陸軍のエリートたち

稼いでも稼いでも楽にならない現状を変えるには

河上肇、佐藤優(2016)『貧乏物語 現代語訳』講談社 一九八〇年代前半、「オレたちひょうきん族」(フジテレビ系)では明石家さんまらが「貧乏」をネタにすることができた。しかし、いま、テレビで「あなた貧乏人?」と突っ込むの … 続きを読む稼いでも稼いでも楽にならない現状を変えるには