ソ連の崩壊を見た後輩とナチスの崩壊を見た先輩の対談

佐藤優(2014)『私が最も尊敬する外交官 ナチス・ドイツの崩壊を目撃した吉野文六』講談社 沖縄密約問題の本質は、外務官僚が職業的良心に基づいて「やむをえない」と考え、行った確信犯的行為であるというところにある。従って、 … 続きを読むソ連の崩壊を見た後輩とナチスの崩壊を見た先輩の対談

世界的な知性が歴史の転換点に直面したら

カール・マルクス著 植村邦彦訳(2008)『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』平凡社 ヘーゲルはどこかで、すべての偉大な世界指摘事実と世界史的人物はいわば二度現れる、と述べている。彼はこう付け加えるのを忘れた。一度は … 続きを読む世界的な知性が歴史の転換点に直面したら

台所を通して国民を作り変えたナチス

藤原辰史(2012)『ナチスのキッチン-「食べること」の環境史』水声社 しばしば食文化研究者は、レシピを実際の食生活を反映する史料として用いるが、これは危険な作業といわざるをえない。むしろ、人びとの未来の食生活の理想を表 … 続きを読む台所を通して国民を作り変えたナチス

メディアが世界を変えていく

フリードリヒ キットラー著, 石光泰夫, 石光輝子(2006)『グラモフォン・フィルム・タイプライター』筑摩書房 拍節とリズムをともなった(近代ヨーロッパの言語では韻も含む)抒情詩の起源には、口承文化という条件の下での技 … 続きを読むメディアが世界を変えていく

メディアから逃れられない我々

寄川条路編・大塚直ほか(2007)『メディア論-現代ドイツにおける知のパラダイム・シフト』御茶の水書房 学問の根本問題は言語だという時代に、言語学が成立した。(中略)かつて意識という現象が占めていた地位を言語が覆したが、 … 続きを読むメディアから逃れられない我々

これからのメディアを知るために

佐藤卓己(1998)『現代メディア史』岩波書店 書物は19世紀半ばすでに「旧いメディア」と見なされていた。大衆社会到来の400年前にメディアとして完成した書物が、大衆を前提としていないのは当然であった。(本書 p.43) … 続きを読むこれからのメディアを知るために