大きな国々の隙間を生きる小さな国の人々

佐藤優(2015)『プラハの憂鬱』新潮社 その夜は将校宿舎の自室に戻ってからも、なかなか寝付くことができなかった。いま、ベーコンズフィールドの陸軍語学学校でロシア語を勉強している自分が、なにか大きな過ちを犯しているような … 続きを読む大きな国々の隙間を生きる小さな国の人々

真っ赤な嘘でも真実だ

米原万里(2010)[2004]『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』角川学芸出版 嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫) 「牛乳の生産でアメリカに追いつき、追い越そうな!」 走り方が雌牛みたいだと言われたアーニャにこうい … 続きを読む真っ赤な嘘でも真実だ

時間を短く感じるには持ってこいだね

米原万里(2009)[2005]『オリガ・モリソヴナの反語法』集英社 オリガ・モリソヴナの反語法 (集英社文庫) おもしろい! スターリン時代を挟んだソ連を中心とする共産主義陣営の中で翻弄されたダンサーの物語。著者の体験 … 続きを読む時間を短く感じるには持ってこいだね

適切さと美しさの間の悩み

米原万里(2010)[1998]『不実な美女か貞淑な醜女か』新潮社 不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か (新潮文庫) 通訳や言語の話を書いたエッセイ集。語学を生業にする人にとっては、とても面白く読める本。 著者の周りが特別 … 続きを読む適切さと美しさの間の悩み