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レビュー

司馬遼太郎の見た台湾

司馬遼太郎(2006)[1997]『台湾紀行』朝日新聞社

台湾に行く際の勉強のために買った。台湾の国や地域としての歴史というマクロの視点とともに、日本とのかかわりやその中で生きてきた個人というミクロの視点まで捉えて書かれている。李登輝総統(当時)との対談や、当時多くいた日本語話者、軍属経験者の話があって興味深く読めた。

もう台湾を旅行してもそういう人とかかわる機会は少なくなってしまった。だけど、鄭成功や霧社事件等いまだに読んで勉強になるところは多い。